葉酸サプリは"妊娠初期"から飲むのではなく"妊活"から飲みはじめるもの!

最近CMでもよく見かけるようになった葉酸サプリですが、多くの方は妊娠初期から飲むものだと勘違いをしています。

 

実際CMでも妊娠している人が登場するので勘違いしてしまうのも無理がありません。ですが、本当は妊娠初期ではなく、妊活から飲み始めるべきものなのです。

 

妊娠初期からではダメなのか気になる方もいると思うので、今回はなぜ妊活から飲まないといけないのか解説していきましょう。

 

 

妊活から葉酸サプリを飲まないといけない理由

妊活から葉酸サプリを飲まないといけない理由ですが、一番の理由は厚生労働省がそう推奨しているからです。実際に以下のコメントがされています。

 

妊娠を計画している女性に関しては、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスがとれた食事が必要であること。

引用元:厚生労働省「報道発表資料」

 

そもそも葉酸というのは神経管閉鎖障害のリスクを低減させるために、摂ることが推奨されています。

 

神経管閉鎖障害というのは赤ちゃんに起こる障害で、体が作られている最中に一部分が閉鎖をしてしまうのです。

 

神経管閉鎖障害の症状は、脳や脊髄などの神経系のもとになる細胞”神経管”に閉鎖障害が起きます。そうすると、赤ちゃんの脳か脊髄のどちらかが正常に機能しなくなります。神経官閉鎖障害には高い確率で死産になるケースもあり、無事に出産しても長く生きられて約1週間程度だと言われています。

引用元:【専門家監修】妊娠前から妊娠初期におすすめ葉酸サプリランキング! | 葉酸サプリびより

 

葉酸は赤ちゃんの体が出来上がる前に飲むのが大切なのです。妊娠初期から飲むのも間違いではありませんが、妊娠初期ではある程度体が大きくなってしまっているので、リスク低減ができないかもしれません。

 

そのため、早くから妊活をしている段階から飲み始めるのが推奨されているのです。よくおすすめされている葉酸サプリで「プレミン」とかを見ますが、私は何でもいいと思います。

 

まずは早くから葉酸を摂り始めることを考えてください。それから自分が飲みやすい葉酸サプリを選ぶといいでしょう。