古銭をお持ちの方必見!高価買取に期待できるかも!
古銭にはいくつかの種類があり、種類によって買取価格が違ってきます。この記事では、まずはどのような種類があるのか紹介していきます。
古銭や古紙幣がお好きな方はぜひともチェックしてください。
古銭の種類一覧
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- 穴銭・絵銭
- 古紙幣・旧紙幣
- 古金銀
- 大判
- 小判
- 銀判
- 記念コイン
- 海外・外国硬貨
- 銀貨・銅貨
- 中国貨幣
- 現代貨幣
- プルーフ硬貨
古銭にはこれだけの種類があります。お持ちの古銭はどれにあたるのかまずはチェックしてみましょう。
古銭とは違う「プレミア硬貨」もある
プレミア硬貨とはどういうものなのか、まずは見てみましょう。
日本政府が発行元になっている1円・5円・50円・500円など、世の中にはさまざまな種類の現代貨幣が存在します。その中でも額面を上回る金額で取引される希少価値を持ったものが、プレミア硬貨と呼ばれているのです。
収集家や愛好家が保有しているなどの理由で、市場にあまり出回らなくなっているプレミア硬貨もあります。しかし硬貨は基本的に毎年発行されているものであり、次々新たなプレミア硬貨が生み出されていると考えることができるのです。
アナタの財布の中にある硬貨の中にも、額面より大きな価値を持ったものが入っている可能性があるでしょう。プレミア硬貨の条件をクリアするものが見つかった場合には、モノの購入やサービスの利用で消費してしまうのはあまりにもったいありません。
日本の記念コインについて
日本の記念コインとはどういうものか気になる方もいるでしょう。記念コインについての情報は以下になります。
記念コインというのは、先程も触れたように、オリンピックの開催といった世界的行事を記念したり、天皇陛下の即位を記念したりして作られる限定的な通貨のことを指します。発行枚数も限られていて、発行される時期も限られているのが特徴です。
厳密には硬貨だけでなく、紙幣も記念貨幣として発行されることがあるのですが、多くの場合は硬貨となるため記念コインや記念硬貨と呼ばれるケースが多いようです。国家として記念すべき、祝うべき出来事があると記念コインが発行されることがあります。
500円札について
500円札の特徴については以下になります。
500円札の特徴をまとめると、以下の通りです。
- 1951年に発行される
- 1994年に支払停止となる
- 肖像の人物は岩倉具視
2007年の時点で日本国内での潜在的市場残存数が約2億2,000万円だった
日本銀行が通常の銀行に対して支払停止をしただけであり、500円札そのものは現在でも使える場合もあるのです。
100円札について
100円札の特徴については以下になります。
額面100円の貨幣が基本的な古銭の100円札であって、今ではこうした100円札に代わって百円硬貨が発行されています。政府紙幣の明治通宝を含めると、古銭の100円札には以下の9種類が存在します。
- 図柄が鳳凰と龍の明治通宝
- 図柄が大黒天とねずみの旧百円券
- 肖像画が藤原鎌足の改造百円券
- 図柄が藤原鎌足と談山神社の甲号券
- 図柄が聖徳太子と夢殿の乙号券
- 図柄が聖徳太子と夢殿のい号券
- 肖像画が聖徳太子のろ号券
- 図柄が聖徳太子と夢殿のA号券
- 肖像画が板垣退助のB号券
100円札のほとんどは失効券に過ぎず、現行紙幣として使える有効券は日本銀行券のA号券とB号券しかありません。
有効券を使用しても額面通りの価値になってしまいますので、100円札は使用よりも古銭の買取査定に出す方法が向いています。
50円硬貨について
50円硬貨の特徴は以下になります。
50円硬貨とは日本政府が発行している額面50円の硬貨で、現在発行されているものには菊のデザインが施されています。また中央に穴が開いているのも特徴の一つで、素材は白銅を用いてつくられています。
もう一つ50円硬貨の外見上の特徴としては側面にギザギザがあることで、中央の穴とギザギザと両方を兼ね備えている唯一の硬貨です。以前は素材として白銅ではなくニッケルが使用されていましたが、改良されて現在に至っています。
50円硬貨の価値は通常であれば額面通りの50円ですが、中には希少性が高く50円以上の価値があるものも存在します。
5円硬貨について
5円硬貨の特徴は以下になります。
5円硬貨は、1871年に初めて製造されて以来、100年以上にわたって古くから人々に使われてきた硬貨です。発行された当時は特徴的な穴が存在せず、材質も金で出来ていました。
現在の5円硬貨の中心に穴が開けられている理由としては、視覚障害者でも判別が容易になることと、材料費の節約がその主な理由です。この形の5円硬貨の発行が開始されたのは1948年(昭和23年)と、比較的近年になります。
歴史の中で2度、デザインの変更が行われており、その年代によって鑑定価値に大きく違いが生じるのも特徴です。
1円硬貨について
1円硬貨の特徴は以下になります。
1円硬貨は、日本国内で流通している貨幣では最も価値の低いものです。故に、最も流通しているという考え方もできます。消費税導入後に大量に発行されたという歴史もあり、私たちの暮らしに古くから馴染みのあるものです。
表面には日本国と一円の文字、若木があしらわれ、裏面には1のアラビア数字と製造年が記載されています。尚、1円硬貨1枚を発行するのに製造するのに必要なコストは額面以上となっており、2015年時点では1枚の製造に約3円がかかっています。
キャッシュレス化が進む現代にあって、未だに支払いの際に紙幣や硬貨を用いる人の多い日本では、端数を合わせるのに便利なため重宝されています。